バッジテスト
日本トランポリン協会のこどもの素養づくり(エアリアルトレーニング)用の検定制度で、5級から1級まである。なお、競技選手向けには競技検定という検定制度がある。受験をするには、5級から順番に受けなければならない。又1度の検定会で受験出来るのは、3階級までとなっている。
試験項目は、トランポリン競技と同じく10種目を連続で行う。
各級の内容については以下のサイトをご覧下さい(コピーしてアドレスバーに貼り付けてください)。
http://j-cube.jimdo.com/トランポリンとは/子供の素養作り/バッジテスト/
バッジテストはこどもの運動能力の開発を目的としており、将来は他のスポーツに進むことを想定している。その多くは球技スポーツであることから、3級以上には上記の10種目の他、ボールトレーニングテストが行われ、両方に合格する必要がある。
早がけ
トランポリンの跳躍はトランポリンの弾性力を生かして跳躍する必要があるが、トランポリンの弾性力が十分生かされる前に技をかけること。早がけするとトラベルしやすい。
バラニー
前方宙返り1/2捻り。難度点は0.6。抱え型(タック)、えび型(パイク)、伸び型(レイアウト)の3つの姿勢があるので、種目としては3種ある。
反動閉脚跳び
こどもの素養づくり向けのバッジテスト1級の最終種目。通常の閉脚跳び(パイクバウンス)はまっすぐの姿勢から行うが、反動閉脚跳びはあふり(背中の反り)の反動を用いて閉脚跳びを行う。動作が大きいことから普通の閉脚跳びよりも難しい技である。
なお、トランポリン競技において、パイクバウンスの際、背中が反ると減点対象となる。
半ピル
1/2捻り跳び(ハーフピルエット)の通称。
フィリフィス
2回宙返り
普及指導員
日本トランポリン協会の認定するトランポリン指導者の資格である。なお、昔は1種、2種の2つがあったが、現在は普及指導員に統一されている。
指導出来るのは、日本トランポリン協会の段階練習帳にある1~30番までの種目に限定されている。宙返りや背落ち系の技(腰落ちからの背落ちは除く)は指導範囲に含まない。
主な指導範囲は、こどもの素養づくり(エアリアルトレーニング)、社会人のレクリエーション、宙返りを含まない競技選手の育成(こどものレクリエーショントランポリンを含む)である。この他に、障害者対応、リハビリトレーニング、スポーツへのきっかけづくり、トランポリンシャトル競技選手育成(成人)、学校体育の指導など広範にわたる。
普及台
日本トランポリン協会の規格の内中間サイズのトランポリン。ミドルサイズとかレギレーションともいう。使用用途は社会体育用。トランポリンシャトル競技用。普及用
踏む
トランポリンに着床し、ベッドが一番下までに、十分ベッドを押し下げること。十分踏まずに、跳躍しようとするとトランポリンの弾性力が生かせないので、高さや切れのない技となる。
フルシート
1回捻り腰落ち。
なお、1回捻り腹落ちをフルフロントと呼ぶ人もいるが、茨城県では前方1宙返り1回捻り(ルドルフの前段階の練習技)をフルフロントと呼ぶことがある。
フルツイスト
後方宙返り1回捻り。後方宙返りは1回転、前方宙返りの場合は1/2捻りを行うことが普通のため、1回捻りが前方1回宙返りで行われることはほとんどないので、1回捻りを表すフルツイストがそのまま後方宙返り1回捻りを指す。
フルピル(フルピルエット)
1回捻り跳び(ピルエット)の通常。正式名称はピルエットである。
フロント
1.フロントドロップの略称。腹落ち(着床姿勢が腹這い)のこと。
2.前方宙返りのこと。
ベッド
トランポリンのパーツ。トランポリンで人が乗る繊維シートのこと。
ポーパス
背落ちから前方1回宙返り背落ち
ボールトレーニング
こどもの素養づくり(エアリアルトレーニング)に取り入れられたボールを使った運動トレーニングのこと。メジャースポーツの多くは球技であり、バスケットボール、ハンドボール、バレーボールなど多くの球技では空中でのボール操作をする技術が求められる。しかし、幼少時には脚力が十分でなく高い跳躍をすることはできないので、トランポリンを使って空中でのボール操作技術を身につけることにより、将来行うかも知れない球技スポーツの素養づくりになると考えられている。
棒ジャンプ
トランポリン以外のスポーツ(特にスキーなど)で使われる用語で、トランポリンのストレートジャンプを指す。1本の棒のようにまっすぐになっている状態からきている。
補助台
トランポリンの前後に付ける台。トランポリンは、特に中狩りでは前後に移動しやすいので、落下防止のために取り付ける台。一般的には競技用のラージサイズに使用されているが、ミドルサイズ用の補助台もある。