トランポリンにはいろいろなタイプがあり、児童用・ダイエット用の数千円のものから競技用の数百万円するものがあります。しかし、本サイトでは、安全上の問題から、日本トランポリン協会の公式台のみをトランポリンとして扱っていますので、以下の5つのメーカー製品に限定して回答します。
ドイツメーカー ユーロトランプ
日本トランポリン協会ではラージ、ミドル、リトルの大きさごとに3つの規格を定めています。それぞれの使用目的は、
ラージ:トランポリン競技用
ミドル:社会体育用、普及用、トランポリンシャトル競技用
リトル:児童用
ラージ用は日本メーカー製品は250万円前後、ドイツ製(ユーロトランプ)製は、輸入になりますのでそのときの為替により変動しますが、だいたい150万前後です(補助台付き)。ミドルサイズは80万程度、リトルサイズは40万前後です(いずれも送料別途)。
かなり高価な製品ですし、メーカーによっては安全に使用出来る状態(指導者がいるかどうか)を確認出来ない場合販売しないこともありますので、個人で買うのは難しいです。
公共体育館のトランポリンは、通常日本トランポリン協会の指導者がいる団体にしか貸し出しません。そのため、指導者がいる団体または教室に参加してください。
茨城県内のトランポリンクラブ・教室については、「 Where can you trampoline? 」に市町村別にまとめてありますので、ご覧下さい。またホームページのある団体については、「 link 」に掲載してあります。
茨城県以外については日本トランポリン協会のホームページをご覧いただくか、各都道府県のトランポリン協会にお問い合わせ下さい。連絡先がわからない場合は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければ、当サイト管理人の知る範囲でお答えいたします。
活動場所が、民間施設か公共体育館によってだいぶ変わりますし、地方によって物価が変わり、また教室によって年会費制から回数券制までいろいろありますが、当サイトの管理人がインターネットを使用して調査した範囲では、1回あたりにすると全国的な平均相場としては以下のようでした。
民間施設 平均 1600円、但し都心部では2000円が普通。
公共体育館 大人専用のクラブは少ないですが、大人のクラブと子どもで価格が違っていることが多いです。大人は1000円、子どもは500円が平均的でした。
日本トランポリン協会では、2種類の資格があります。そのうち普及指導員は宙返りが指導範囲に含まれていませんので、宙返りを習いたい場合は、コーチのいる教室に入ってください。ただし、指導については、段階指導を取りますので、基礎練習を経ずに宙返りを習うことはできません。長期的展望を持って通ってください。
なお、現在(2011年6月)のところ、茨城県にはコーチ資格所有者は5名しかおりません。
茨城県競技会は、ここ数年は4月第1日曜日に行っています。その他の大会については、数年に1度開催されるだけで、県内で行われる機会は少ないです。県内、国内の大会日程については「 event 」に掲載していますので、そちらをご覧下さい。
なお、マイナースポーツであるトランポリンの試合はオリンピック以外テレビ放送されることはあまりありません。試合を含めてトランポリン関係のテレビ放送情報については、日本トランポリン協会のホームページに記載されていますので、ご覧下さい(滅多にないのでほとんど更新されませんが)。
トランポリンは誰でも高く跳べるようになります。そのため、適切な指導者のいない状態で練習を行うことは危険です。しかし、適切な指導者のもとで、段階的に練習を行えば、その危険性はほとんどなくなります。
日本トランポリン協会の公認資格にはコーチと普及指導員の2種類あります。
このうち普及指導員は、トランポリン段階練習帳の1~30番までの技を指導することができます。31番以降の技はコーチでなければ指導できません。宙返りは31番以降の技ですので、大まかに言って、宙返りを指導できるのはコーチだけです。コーチになるには、まず普及指導員を取り、コーチの指導のもとで宙返りの補助を行った経験が必要です。
普及指導員になるには以下の条件が必要です。
1.19歳以上
2.段階練習帳の1~30番の技ができること
上記の条件を満たす人が、普及指導員講習を受け、日本トランポリン協会に登録することで普及指導員となることができます。取得にかかる費用は約2万円で、毎年更新する必要があります。