ニードロップ
両脚の膝を直角に曲げて、膝・すね・足首・つま先までをベッドにつけて、膝立ち(お母さん座り)の姿勢で、着床する技。膝落ち。
足首と膝関節による調整ができないため、失敗すると腰を痛めやすいので、低いジャンプで行うことが必要な技である。また足首を伸ばしていないとつま先が引っかかり、爪を痛めやすいので足首を伸ばすことも重要である。簡単な技であるが、怪我多い技でもある。
一般的なトランポリン競技会においては、有効な種目としては認められていない。他の技の導入のための技である。ただし、初心者の大会などでは使用が認められていることもある。
抜き回り
不完全な着地をした宙返りのあと、勢いを殺せず宙返りを行うこと。着地減点となる。
抜く
トランポリンのベッドの弾性力を十分生かせない状態で跳躍すること。高さが出ない。十分な練習を積んでいない技をする際に、早く技をしようとして、抜いた状態になりやすい。
抜ける
トランポリンのベッドを踏むタイミングがずれて、トランポリンの弾力を生かせない状態のこと。一般に抜けるとしりもちをついたり、跳躍高さが低くなる。トランポリンのベッドが一番下がった次点で、膝を伸ばして閉めた状態でなければトランポリンの反動が生かせないが、この時点でも膝が曲がっていると抜けやすい。